[iTunesのクラウド版]Appleのミュージック・ロッカー・サービス準備完了!?

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ロイターがAppleがミュージック・ロッカー・サービス(Mp3・AACなどの音楽ファイルをクラウド状に保存してストリーミングで聞くことのできるサービス)の準備を終えたことを報じてます。

おそらく、これは以前からiTunesのクラウド化と報じられているサービスのことだと思われます。Appleが2009年に音楽のストリーミング・サービスを提供する企業LaLaを買収したことにより、ストリーミング事業への参入、iTunesのクラウド化を図るものと予想されていました。

今回、その準備が完了したらしいのですが、まだ、大手音楽レーベルとの契約は終えていないようです。3月28日にAmazonがロッカー・サービスの提供を報じましたが、音楽レーベルとの話し合いをしておらず、著作権に関してトラブルになりそうな気配でした。

Amazonは当初、ユーザー自身の音楽データをクラウド上の保存するだけなので、音楽レーベルとの契約は必要ないと言っていましたが、現在、レーベルと協議中のようです。

AppleはAmazonのように強引な手法はとらずに音楽レーベルとの話し合いを行い、契約まではいたっていませんが、ほぼ合意に達しているようです。Appleはロッカー・サービスを急いでいるのは、GoogleがiTunesと同様のサービスをAndorid 向けに計画していることです。

Appleがより多くのユーザーを確保するためには、Googleよりも早くサービスを開始し、スマートフォンに乗り換えるユーザーをiOSデバイスのユーザー、いわゆるAppleのエコシステムのユーザーとして取り込む必要があります。

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Appleはノースカロライナ州メイデンに巨大なデータセンター(上写真)を完成さているので、今回のサービスにはそこが活用されるものと思われます。さらにAppleはこのデータセンター隣の用地をすでに買収済みで、データセンターを増設を計画していますからかなり強気の戦略です。

恐るべしAppleパワー!

→Reuters

 

Last Updated on 2016年3月13日 by Editor

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